うすあげ、あぶらあげ、いなりあげ、
呼び方がいろいろありますね。
これもちりめんじゃこ同様、冷凍庫にあるととっても助かる一品。
たまに賞味期限間近なものが半額になっていたら
チャンスですよ!
私は何につけ、10枚くらいまとめて買って下ごしらえしてしまいます。
手間は一緒なんですもの。
フフフ。
■ 下ごしらえ(油抜き)
文字通り油で揚げてあるものなので、
油を落とすために下ゆでします。
通常、油抜きの方法は
「ざるにのせて、その上から熱湯をまわしかける」
というのが王道です。
でもそれではむらが出たり、
イマイチ油が落としきれないことがあります。
それで私は小林カツ代さん式に、下ゆでしています。
お鍋にたっぷりお湯を沸かして
そこにうすあげを投下。
うすあげが膨らんでブワーッと浮いてくるので
お箸で押さえながら
両面ともひと泳ぎさせます。
これで十分。
ペーパータオルを敷いたざるに載せて
粗熱を取ります。
■ 油抜きしないほうが良い場合
ただし、この場合は油抜きしないほうがいいです。
・焼きうすあげにして食べる (油が残っているほうが香ばしく焼ける)
・巾着にする (加熱前に袋を開いておくほうがいい)
ちなみに開く場合は
・お箸でコロコロしてから(中の組織が上下ではずれる)
半分に切るとほとんど開いています。
開き切れていない部分だけ、そーっと包丁を入れましょう。
・レンジでチンするだけで開くという方法も!
簡単♪油揚げの開き方 (私も今度試してみますね~)
■ うすあげの冷凍 (素材のまま)
私は油抜きしたうすあげを短冊切りにすることがほとんど。
長辺を半分にして、幅0.7~1cmくらいに切ります。
これをビニール袋に入れてバラ冷凍しておくと
鬼ほど便利!!
・お味噌汁にポン!
冷凍ネギや乾燥わかめ、野菜の切れ端があれば立派なお味噌汁に。
冷凍じゃがいもとの相性もいいですよ~♪
・煮浸しにポン!
小松菜やほうれん草、根三つ葉なんかもいいかも。
・炊き込みご飯にポン!
凍ったまま他の具材と一緒に炊飯器へ。
「油抜きしておく」「切っておく」という手順が既に済んでいるので
ものすごく手軽に使えます。
お相手を選ばないところも優秀。
■ うすあげの冷凍 (調理してから)
・きつねうどん用のおあげさん
上記の方法で油抜きしてから、お好みの切り方で。
三角でも四角でも。
それからお好みの味付けで甘辛く煮ておきます。
(我が家は四角に切って炊きます)
粗熱が取れたら2枚ずつくらい取り出しやすいように
ビニール袋に並べて冷凍庫へ。
平らに置いて冷凍しておくと
まとめて同じ袋に入れても全部がくっつかないので大丈夫。
冬はまとめて炊いて冷凍庫に常備しています。
これと冷凍した茹でうどん、冷凍ネギがあれば
おだしを作って(市販のめんつゆを薄めても良し)
それぞれ投下するだけできつねうどんが作れます。
週末のお昼なんかに助かりますよ~。
私が参考にする本がこちら。
関西人の舌にはちょっと濃く感じるので
もう少し薄味にして作っています。
この辺はお好みで調整して下さい^^